未来の自分のために外反母趾と向き合う〜病院選び編〜

足のこと

外反母趾を治そう。

そう思い立ったのは2025年のお正月のことでした。

今回は情報収集と病院選びについて振り返ります。

外反母趾の治療を考えていて、これから病院を探そうとしている方、また雇用が不安定な働き方をしていて迷いがある方には参考になるかと思います。

よろしければちょっと読んでみてください。

情報収集

外反母趾を治すことに興味を持ち、

「外反母趾 手術」

「外反母趾 手術 東京」

などの検索ワードでざっくりと情報を集めました。

なぜ最初から「手術」というワードを検索したのかというと、特に意味はありませんが感覚的に自分の足は手術以外の方法で良くなると思わなかったからです。

20年以上前に、整形外科の先生から「手術をしても再発する(から無意味)」といった趣旨の説明を受けたことがあり、なんとなく「手術」というワードが浮かんだのかもしれません。

十年一昔ならば二昔といえる頃と状況は変わらない?

その疑問は深掘りするまでもなく答えが出て、ネットの海には外反母趾手術経験者の発信する情報が溢れていました。

「手術」というワードで検索しているとはいえ、外反母趾の治療に手術が選択されていることは明らかでした。

特にSNS上でキラキラした(感じの)情報を繰り出している先輩方は、概ね同じクリニックの患者さんらしく、どうやら表参道にその道で有名なクリニックがあることが分かりました。

治すという選択肢をそれまで持たずにいたこともあり、治療を受けるにあたって自分が何を求めて何を優先したいのか、などの考えがそもそもなかったため、とりあえずヒットした手術経験者のブログやSNSをいろいろと読んでみました。

決め手となるあれこれ

情報を得ると自分がどうしたいのか、譲れないことは何かということが徐々に明確になっていきます。

そして以下のことを病院選びの決め手にしました。

  1. 初診のハードルが低い(せっかちゆえに半年待ちとか無理)
  2. 通いやすい(手術するなら術後の痛みのある状態での通院を考慮)
  3. 手術するなら体内に金属が残らない(なんとなく)
  4. 診察、入院施設が同じ場所(手術設備の整った病院が好ましい)
  5. 入院期間が短い(極力休まず術後すぐに出勤することを想定)

これらを決め手とした結果、ネットで拾える情報が盛りだくさんの表参道のクリニックは選択肢から外れました。1と4が当てはまらなかったからです。

病院決定!

情報収集を始めてから、外反母趾という病気について知る上でとても参考になったブログがあります。

足専門のお医者さんが発信するブログで、膝から下の様々な足の疾患について分かりやすく書かれています。

外反母趾の進行度別の治療法や術式についての記事を読み、全部が理解できたかというと、そうではありません。

中には医師向けの記述もあり、そういったものは自分には当然追い切れませんでした。

ただ従来の術式の問題点や、患者の求めることは何か、といったことを勘案し、より良い治療法が生み出されていくんだなあということが分かりました。

足の疾患について淡々と綴られるブログを読み、「こういう足職人的な先生に診てもらえたなあ」と思うに至りました。

ブログを読む限り、前述の2以外の条件はクリアしていたので、あとは先生が勤務する埼玉県内の病院へのアクセスを調べるだけでした。

埼玉って広いよねー、と思いつつ経路を検索すると、自宅から40分ほどで通えることが判明。

あっけなく病院が決まりました。

①について述べると、初診は予約のしようがなく、先生の診察日に行けば診察を受けられるとのことで、1月の終わりに近い土曜日の午前中に初めて病院へ向かうのでした。

いざ初診!

初診受付の手続きをして、診察前に早速レントゲン撮影をしました。

両足のレントゲン写真を何回か撮影し、診察を待ちます。

予約外ゆえに待ち時間が長いということもなく、想定外にすんなりと診察室に通されました。

「はじめまして、ちゃるこです。よろしくお願いいたします。」

そう挨拶をしてまもなく、

「この部分が両足とも40度以上ですね。

 重度の外反母趾です。手術適応です。いま予約しますか?」

    

流れるようにスムーズに現状と今後の課題が明らかになりました。やはり手術。

そして先生はお話しする様子も想像どおりで、改めてこの先生にお願いしたい、そう心が決まりました。

当時の仕事を契約更新せずに3月末で辞めようと思っていたこともあり、その日に予約はできませんでした。

「ほかに聞いておきたいことはありますか?」

そう促されたので、身寄りがなくても大丈夫かを確認しました。

「大丈夫ですよ。

 手術日が決まったら電話ください。そこの電話が鳴ります。」

どこの電話が鳴るかは私にとっては重要な情報ではなかったのですが、診察室のバックヤードを指差してそう述べた先生のおちゃめな人柄を垣間見た気がして、笑顔で診察室をあとにしました。

その後、当時の派遣先で残業三昧の日々を過ごしつつ、新しい派遣先を決めたり、なんだかんだで手術に向けて動き出した頃には6月も下旬になっていました。

書かないことのお断り

今回は病院選びを中心に書きましたが、実際に通っている病院名と先生のお名前は明記しないことにします。

理由はシンプルに、「病院内の撮影やSNS投稿は禁止」といった内容の掲示が病院のあちこちにあることと、私が先生や病院に信頼を寄せるように、自分も患者として病院から信頼されたいという気持ちがあるからです。

とはいえ、病院を探す上でヒントになることは書いているので、検索の手がかりにはなると思います。

また、これを書いている現在、片方の足の手術をしてひと月ちょっと経過していますが、術後の経過を観察日記的に写真付きで掲載することもしません。

ずっと包帯巻きっぱなしなもので、写真を載せたところであまり変わり映えしないことが理由となります。

今後は手術前の検査や受診回数、手術前後と経過についてまとめようと思います。

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました